


エストーの理念は、この4つの基本姿勢であらわされます。これらは、社員ひとりひとりの行動規範となる、「憲法」でもあります。
【技術は命】
--- 執念をもった人間力で最高・最新のものづくりを達成する。
【品格は心】
--- 感性と感動、そして自己責任を極めた品格を希求する。
【信用は力】
--- 顧客の新たな価値創造のために全力で応え満足を提供する。
【精神は道】
--- 常に感謝する心を持ちつづけ誠心誠意を尽くす。

これらの基本姿勢を貫き、新しい技術にチャレンジして果敢に前に向かって進む心を表す言葉が、「前心」です。 お客さまのために、日本の製造業のために、そしてなにより自分のために、「前心」あるのみ。エストーの社員の胸には、常にこの二文字が刻みこまれています。

平成22年3月をもちまして、株式会社エストーは創業20周年を迎えました。これもひとえに、お客さまをはじめとするたくさんのみなさまの、温かいご支援と厳しいご指導の賜と、
社員一同を代表して厚くお礼を申し上げます。
私がこの業界に足を踏み入れた当時、射出成形金型製造の技術水準は欧米に後塵を拝する一方、高機能性プラスチックの各種製品への応用が急速に拡大するという環境にあり、
金型技術の飛躍的な向上が急務の課題となっていました。焼き入れ鋼の素材としての優越性を信じていた私は、焼き入れ金型による新技術の開発と安定量産化に腐心し、幾多の辛酸を舐めつつも、
「精密焼き入れ金型」を業界のスタンダードとして定着させることに、大きな役割を果たすことができました。ひいては、我が国の金型製造技術の向上に微力ながら貢献できたことと、自負しております。
株式会社エストーは、このチャレンジ精神をさらに発展させ、完成させていこうという気概の士が集まり、その産声をあげました。
20年という月日は、決して平坦なものではなく、日々困難の直面と解決への挑戦の連続でしたが、
冒頭にもありますように、さまざまな方々の「熱い思い」に支えられ、今日の陣容と実績を見るにいたったのです。
20周年を迎えるにあたり、私はあえてこの歴史を「大いなる助走」と捉え、今を踏み切りラインに脚を掛けた瞬間であると位置付けました。
新工場の建設と、稼働にともなってスタートする新たな開発支援体制の整備は、次の20年へ向かって「大いなる跳躍」を遂げるための、固い礎となることでしょう。
これらのソフト・ハード両面にわたるエストー独自の生産手法が、お客さまの製品開発と安定生産の原動力となることを、心より願っております。
代表取締役社長 大久保立夫

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